![]() 減摩被膜を備えたロッド端部
专利摘要:
タイロッドエンドは、一方の端部に球形ボールを備えたスタッドと、このボールとの摺動当接のための凹球形軸受滑り面を有する軸受とを含む。ボールまたは軸受滑り面の接触域は、グリースを導流しやすくする潤滑溝を有し、溝を切られた方の部材は、接着された潤滑被膜で被覆されている。潤滑被膜は、初めの予圧トルクを通常望ましくないと知覚されるであろうトルクから望ましいと知覚されるトルクまで減少させる。潤滑被膜は、実質的に、約10万から50万サイクルにわたって高接触域上で実質的に消耗され、結果として生じるトルクは、ゼロよりも大きいままであり、これも望ましいと知覚される。 公开号:JP2011513137A 申请号:JP2010549934 申请日:2009-03-09 公开日:2011-04-28 发明作者:バーンズ,トーマス・ジェイ;フィッチ,ローレンス・エイチ 申请人:フェデラル−モーグル プロダクツ インコーポレイテッド; IPC主号:B62D7-08
专利说明:
[0001] 発明の背景 1.技術分野 この発明は、概して、相対可動車両ステアリングコンポーネントを互いに繋ぐための継手に関し、より具体的には、タイロッドエンドに関する。] 背景技術 [0002] 2.関連技術 車両サスペンション系統およびステアリング系統は、典型的に、タイロッドエンドをステアリングナックルに動作可能に取付けるためのタイロッドエンドボールジョイントおよびこのステアリングナックルをステアリングヨークに結合するためのボールジョイントなどの継手を含む。加えて、遊園地式の乗物または相対可動継手を有する任意の他の用途などの他の用途は、典型的に、繋がれた部品間の相対的な動きを容易にするボールジョイントを有する。タイロッドエンドボールジョイントの組立の直後、概して、予め定められたトルク許容範囲内の、継手の動きに対する摩擦抵抗を組込むことが望ましい。摩擦抵抗またはトルクが高すぎるまたは低すぎる場合、ボールジョイントの使用寿命が短かくなることがあり、さらに、部品が望ましくない状態であることを示す「感触」が知覚されることになるおそれがある。たとえば、タイロッドエンドが望ましい許容限度を超えた摩擦抵抗を示す場合、車両の運転者または整備士は、タイロッドエンドを動かすのに必要な高いトルクを「感じ」、よってタイロッドエンドが望ましいとはいえない状態であると考えることがある。しかしながら、タイロッドエンドが、知覚される品質の「感触」をもたらす初期に望ましいトルクで組立てられる場合、タイロッドエンドの摩擦抵抗は、初期に設定された限度から減少し、よって次第に緩い感触が知覚されることを引起し、タイロッドエンドの交換または整備も引起すおそれがある、というトレードオフが存在する。したがって、タイロッドエンドに初期に高い摩擦抵抗を与えることと、タイロッドエンドに初期に低い摩擦抵抗を与えることとの間には、トレードオフが存在する。] [0003] ボールジョイントを被覆して、初期に低減された望ましいレベルの摩擦抵抗を提供し、同時に、ボールジョイントに長い耐用年数を与えるための取組みがなされてきた。しかしながら、ボールジョイントを被覆する既知の取組みはすべて、ボールジョイントの摩擦抵抗が初期に高すぎるままであるか被膜が被覆面から擦り取られるのが早すぎるかのいずれかまたは両方という結果になっている。] 課題を解決するための手段 [0004] 発明の概要 少なくとも部分的に「感触」に基づいて耐用年数が延長されたタイロッドエンドが提供される。この発明の1つの局面に従って、タイロッドエンドは、一方の端部に球形のボールを有するスタッドと、このボールとの摺動当接のための凹球形軸受面を有する軸受とを含む。ボールまたは軸受面のうちの一方には潤滑溝が形成されている。さらに、潤滑溝を有するボールまたは軸受面には潤滑被膜が接着されている。] [0005] この発明の別の局面に従って、タイロッドエンドは、凸面を備えたボールを有するスタッドと、このボールを支持する凹軸受面を有し、可動継手をともに提供する軸受とを有する。ボールおよび軸受面は、金属製であり、可動継手は、この継手が軸回転サイクル動かされるときのトルクとして測定される、動きに対する特定の抵抗を提供する。トルクは、継手が最初の軸回転サイクル動かされるとき最大であり、それから継手が約100万軸回転サイクル動かされたときの、より少ないトルクまで曲線に沿って減少する。摩耗可能な減摩被膜がボールおよび軸受面のうち少なくとも一方に塗布され、最初の軸回転サイクルのトルクのレベルを低下させ、そして時間の経過とともに摩耗してトルクを減少させ続けるが、そのような被膜が継手に塗布されなかった場合と実質的に同じレベルのトルクを100万回目の軸回転サイクルで提供する効果をもたらす。] [0006] この発明のさらなる局面に従って、ボールおよび/または軸受の滑り面の接触域は、Sunoloy(登録商標)の名称で販売されるものなどの接着された潤滑被膜で被覆されている。潤滑被膜は、初期予圧トルクを同じ条件下で潤滑被膜が存在しない場合に結果として生じるであろうトルクから望ましいと「知覚される」予め定められたトルクへと減少させる。さらに、潤滑被膜は、約10万から50万サイクルにわたる使用中にタイロッドエンドの高接触域で実質的に消耗され、結果として生じるトルクは、約100万サイクル後、約10から20in−lbsであり、これは被膜が組込まれなかった場合に結果として生じるトルクにおおむね相当する。] [0007] したがって、潤滑被膜は、望ましい、「知覚される」初期未使用トルク設定をタイロッドエンドに与える。これは、タイロッドエンドの組立直後、特に重要である。知覚されるトルクが初期組立直後、高すぎる場合、タイロッドエンドは、望ましくない状態未満であると知覚されることがある。加えて、潤滑層がボールと軸受との間の接触域で完全にまたは実質的に消耗されている、約10〜50万サイクル後などの長期の使用直後、トルクは、ゼロよりも大きいままであり、これも望ましいと知覚される。] [0008] 図面の簡単な説明 この発明のこれらのおよび他の局面、特徴および利点は、現在好ましい実施例および最良の形態の以下の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、ならびに添付の図面に関連して考慮されると、より容易に理解されるであろう。] 図面の簡単な説明 [0009] この発明の1つの現在好ましい局面に従って構築されたタイロッドエンドの断面図である。 図1のタイロッドエンドの被覆された上部軸受の平面図である。 図1のタイロッドエンドの被覆された下部軸受の平面図である。 図1のタイロッドエンドのトルクを他の従来のタイロッドエンドと比較してタイロッドエンドのサイクル数に対して説明するグラフである。 図1のタイロッドエンドの荷重下での撓みの量を他の従来のタイロッドエンドと比較してタイロッドエンドのサイクル数に対して説明するグラフである。] 図1 実施例 [0010] 現在好ましい実施例の詳細な説明 図面をより詳細に参照して、図1には、この発明の1つの現在好ましい実施例に従って構築された、外側タイロッドエンド「ステアリング」ボールジョイントアセンブリ(以下タイロッドエンド10と称する)が説明されている。タイロッドエンド10は、内側タイロッドアセンブリなどの内側ステアリングコンポーネントにアジャスタ等を介して取付けられるように構成された端部13を備えたタイロッド11と、一方の端部16にあるボール14と車両ステアリング部材にたとえばねじ山19等によって取付けられるように構成された対向する端部18とを備えたスタッド12とを有し、車両ステアリング部材は、ステアリングナックルまたはステアリングヨーク(図示せず)等であり得る。タイロッドエンド10は、さらに、ボール14との摺動係合のために構成された軸受アセンブリ20を含み、ボール14と軸受アセンブリ20との間の使用中の荷重は、タイロッド11の全長に沿って径方向または実質的に径方向であり、約400〜1800lbsなどであり、使用中にスタッド12の全長に沿ってタイロッドエンド10にかかる軸方向の荷重は、無視できるものであるかまたは実質的に無く、約1000から2000lbsの範囲にわたる軸方向の力が起こり得る典型的な「サスペンション」ボールジョイントとは異なる。軸受アセンブリ20は、第1および第2の軸受部を有して設けることができる。軸受部は、それぞれ上部軸受22および下部軸受24とも称され、ボール14の対向する側部と摺動的に係合するように構成されている。軸受アセンブリ20は、用途のために所望される場合、任意の種類の割り軸受として、または単一で一体構造の材料片から構築された軸受として設けられ得ることが認識されるべきである。さらにまた、タイロッドエンド10は、一般的に26に示される摩耗可能な減摩潤滑被膜を含み、この被膜は、ボール14または軸受アセンブリ20のうちの一方に塗布または接着されているが、好ましくは両方にではなく、これは、使用中のトルクを増加させることを含めてタイロッドに悪影響を及ぼすことが示されているためである。行なわれた実験で使用された潤滑被膜26は、たとえば米国登録商標「Sunoloy」の名で購入することができる商標登録されたポリマーベースの被覆材料であり、より具体的には、ミシガン州プリマスにあるSun Coating社製の製品Sunoly402である。塗布完了時の潤滑被膜26により、タイロッドエンド10は、少なくとも2つの機能特徴が向上する。第1に、潤滑被膜により、初期に組立てられた直後のボール14と軸受アセンブリ20との間の摩擦が削減される。第2に、潤滑被膜が、タイロッドエンド10の約10〜50万サイクルなどのタイロッドエンド10の耐用年数の初期段階にわたってボール14と軸受アセンブリ20との間の接触域で実質的に消耗されることによって、ボール14と上部および下部軸受部22、24が示す摩耗が減少することになる。したがって、タイロッドエンド10を軸回転させるのに必要なトルクが、タイロッドエンドの耐用年数にわたって減少される程度は、潤滑被膜26が設けられなかった場合よりも少ない。] 図1 [0011] 第1および第2の軸受部22、24は、たとえば焼結粉末金属などの任意の適切な金属で構築することができる。各軸受部22、24は、対向する端部間に延在するそれぞれの外側円筒壁28、30を有し、壁28、30は、タイロッド11のハウジングまたはソケット31内への収容に適した大きさに作られている。各軸受部22、24は、それぞれ、実質的に凹球形の軸受面32、34を有し、この軸受面は、ボール14との摺動当接のためにこのボールとおおむね類似した球面曲率を有する。図2および図3にそれぞれ示されるように、軸受部22、24は、軸受面32、34から径方向に外向きに延在する複数の潤滑溝36を有するものとしても示されている。溝36は、それぞれの軸受部22、24の対向する端部間に延在し、各端部を貫通しており、鋭い端縁37がそれぞれの軸受面32、34と溝36との接合部に形成されている。溝36は、たとえばグリースなどの潤滑剤を輸送して、軸受アセンブリ内の潤滑剤の加圧状態を防止するように、かつ軸受アセンブリ20とボール14との間の摩擦を減少させるように主に作用することによって、タイロッドエンド10の耐用年数を延長する。溝36を、所望するように、数多くの形状および深さで形成することができることが理解されるべきである。潤滑剤をさらに流れやすくするために、上部軸受24は、その最上面を貫通する潤滑スロット39を有して、潤滑がそこを通って自由に流れることを可能にするものとして示されている。] 図2 図3 [0012] スタッド12は、たとえばAISI4140鋼などの任意の適切な金属から構築することができる。ボール14は、ここでは実質的に球形の軸受面38を有するものとして示され、さらに例として潤滑被膜がないものとして示されているものの、潤滑被膜は、軸受アセンブリ20ではなくボール14上に潤滑溝が形成される場合、ボールの軸受面38上に形成され得る。] [0013] 潤滑被膜26は、第1および第2の軸受面32、34に塗布され、接着され、ここでは、例として軸受部22、24の外側表面全体に塗布されるものとして示されているが、これに限定されない。たとえば浸漬、噴霧、または噴霧および混転プロセス(a spray and tumble process)などの、潤滑被膜26を軸受面32、34に塗布し、接着する任意の適切な方法が企図される。潤滑被膜26の「接着完了時の」厚みは、マイクロメートルレベルであり、よって積層許容範囲に著しくは影響を与えない。潤滑被膜26が第1および第2の軸受面32、34に直接塗布されているので、潤滑被膜がボール14のみに塗布されていた場合そうであるだろうように、被膜26が軸受部22、24から擦り取られるのが早すぎる、ということがないことが保証される。これは、ボール14の軸受面38を擦る軸受部22、24上の端縁37により起こるであろうものであり、その直後、継手を固くする傾向がある擦り取られた被覆材料により、タイロッドエンド10のトルクは増大されるであろう。当然ながら、ボール14が潤滑溝を有すべきで、軸受部22、24が潤滑溝なしで構成されるべきであった場合、潤滑被膜26は逆に塗布され、被膜は、軸受面32、34にではなくボール14の接触域に塗布されるであろう。したがって、潤滑被膜を潤滑溝を有する軸受面に塗布することが好ましい。] [0014] 図4に最もよく示されるように、潤滑被膜26は、タイロッドエンド10の組立直後、初期予圧トルクを、潤滑被膜26を有さない同じタイロッドエンド100によって示されるように同じ条件下で潤滑被膜が存在しなかった場合のトルクから減少させる効果を有する。図4のグラフに示される値は、三軸試験シミュレータで得られた。見られるように、潤滑被膜26の影響は、類似のタイロッドエンド10、100間で、初期予圧トルクを約30から40in−lbsなど減少させ、タイロッドエンド100でのおよそ60in−lbsのレベル(通常望ましくないものとして「感触」によって知覚される)からタイロッドエンド10における約30in−lbsの初期予圧トルク(通常良好かつ望ましい部品として「感触」によって知覚される)まで減少させる。] 図4 [0015] 図4には、別の一組のタイロッドエンド200、300も示されている。タイロッドエンド200は、アセタールフロータを備えた標準のツーピースアセタールスナップオーバー均分円軸受(a standard 2 piece acetal snap over equator bearing with an acetal floater)を有し、予圧なしで構築されている。試験時、タイロッドエンド200は、約25in−lbsの初期予圧トルクを有した。これは、通常、タイロッドエンド10よりもわずかによい状態であると知覚される。しかしながら、100万サイクル試験を行なった後、タイロッドエンド200の結果として生じる予圧トルクは、約ゼロ(0)まで低下した。これは、通常、欠陥のあるコンポーネントであると知覚され、特に、タイロッドが高い軸方向歪みを伴う場合、そのように知覚される。] 図4 [0016] タイロッドエンド300は、軽予圧をベルビル(Bellville)座金または波型座金などで有して構築され、初期予圧トルクは約24in−lbsである。したがって、タイロッドエンド300の組立完了時の予圧トルクは、タイロッドエンド10およびタイロッドエンド200とおよそ同じである。しかしながら、100万サイクル試験を行なった直後、タイロッドエンド300の結果として生じる予圧トルクは、約12in−lbsまで低下した。これは、タイロッドエンド10の結果として生じる予圧トルクよりも低い。] [0017] タイロッドエンド10、100は両方とも、100万サイクルを完了直後、約20in−lbsの実質的に同じ予圧トルクになった。したがって、タイロッドエンド10、100は、このサイクル試験の完了直後、最良の知覚されたトルクをもたらした。これは、タイロッドエンド10上の潤滑被膜26が100万サイクルにわたる使用中にボール14と軸受部22、24との間の接触域で完全にまたは実質的に消耗され、結果として生じるトルクが約10〜20in−lbsであり、これは被膜が塗布されなかった場合の結果として生じるトルクにおおむね相当することによるものである。しかしながら、示されるように、潤滑被膜26を備えたタイロッドエンド10は、被膜26がある結果、タイロッドエンド100と比較し、著しく減少されかつ改善されたトルクから始め、このトルクは、タイロッドエンド100のトルクの実質的に2分の1である。] [0018] 図5に示されるように、タイロッドエンド10、100、200、300は、別のシミュレーション試験にも掛けられた。この試験では、それらが+/−200lbsの印加荷重下で100万サイクル試験の過程にわたってどのように歪むかを決定するために、三軸試験シミュレータを用い+/−200lbsの径方向歪み力を印加して値を得た。歪み量は、少ないほどよい。なぜならば、歪みは緩みとして知覚され、緩いタイロッドエンドは、騒音を生じ、ステアリング系統全体のバックラッシュをもたらすおそれがあり、これは、タイヤを含めて多数の他の車両ステアリング部品に悪影響を及ぼすおそれがある。示されるように、タイロッドエンド10、100、200、300の各々は、約0.004インチの実質的に同じ歪み量を有して組立てられた。タイロッドエンド200は、100万サイクルの終わりで最大の歪みになり、最終歪みは、約0.010インチであった。そのため、初期組立でのタイロッドエンド200の初期予圧トルクは、潤滑被膜26を備えたタイロッドエンド10よりもわずかに改善されていたが、結果として生じるトルクおよび結果として生じる歪みは両方とも、はるかに望ましくないものであった。] 図5 [0019] タイロッドエンド300は、100万サイクルの完了時、約0.008インチの二番目に望ましくない量の歪みを有した。次に、タイロッドエンド10と実質的に同じだが潤滑被膜26がないタイロッドエンド100は、約0.005インチの歪み量を有した。最後に、タイロッドエンド10は、約0.0045インチの最も少ない歪み量を示し、潤滑被膜26は、100万サイクル、よりおそらくは約10万〜50万サイクルの完了直後、完全にまたは実質的に消耗されていた。したがって、100万サイクル試験の完了後、最良かつ最も望ましい予圧トルクおよび歪みとなったことからして、潤滑層26によってタイロッドエンド10に他のタイロッドエンド100、200、300よりも優れた最良の性能が与えられたと考えることができる。] [0020] 明らかに、この発明の多くの変形例および変更例が上記の教示に鑑みて可能である。たとえば、上述のように、ボール14がグリースを導流するための溝を有し、軸受面32、34が溝なしで形成され得ることが企図される。したがって、添付の特許請求の範囲内で、この発明は、具体的に説明されたものと違ったように実施されてもよいことが理解されるべきである。]
权利要求:
請求項1 タイロッドエンドであって、一方の端部に球形のボールを有するスタッドと、前記ボールとの摺動当接のための凹球形軸受面を有する軸受とを備え、前記ボールまたは前記軸受面のうちの一方には潤滑溝が形成されており、前記ボールまたは前記軸受面のうちの前記一方には潤滑被膜が接着されている、タイロッドエンド。 請求項2 前記潤滑溝は、前記軸受面に設けられている、請求項1に記載のタイロッドエンド。 請求項3 前記軸受は、上部軸受部と下部軸受部とを有する割り軸受であり、前記上部および下部軸受部の各々は、前記潤滑溝を有する、請求項2に記載のタイロッドエンド。 請求項4 前記ボールは、被覆されていない、請求項3に記載のタイロッドエンド。 請求項5 前記ボールは、前記潤滑溝を有さない、請求項4に記載のタイロッドエンド。 請求項6 前記上部および下部軸受部の各々は、対向する端部を有し、前記潤滑溝は、前記端部間に延在し、前記端部を貫通する、請求項3に記載のタイロッドエンド。 請求項7 前記潤滑被膜は、前記潤滑被膜が設けられなかった場合のトルクよりも減少された組立完了時のトルクを前記タイロッドエンドに提供する、請求項1に記載のタイロッドエンド。 請求項8 前記潤滑被膜は、ポリマーベースである、請求項1に記載のタイロッドエンド。 請求項9 タイロッドエンドであって、凸面を備えたボールを有するスタッドと、前記ボールを支持する凹軸受面を有し、可動継手をともに提供する軸受とを備え、前記ボールおよび前記軸受面は、金属製であり、前記可動継手は、前記継手が軸回転サイクル動かされるときのトルクとして測定される、動きに対する特定の抵抗を与え、前記トルクは、前記継手が最初の軸回転サイクル動かされるときに最大であり、そして前記継手が100万軸回転サイクル動かされたときの、より少ないトルクまで曲線に沿って減少し、前記ボールおよび前記軸受面のうちの一方に塗布される摩耗可能な減摩被膜をさらに備え、前記減摩被膜は、最初の軸回転サイクルのトルクのレベルを低下させ、そして時間の経過とともに摩耗してトルクを減少させ続けるが、そのような被膜が前記継手に塗布されなかった場合と実質的に同レベルのトルクを100万回目の軸回転サイクルで提供する効果を有する、タイロッドエンド。 請求項10 前記ボールおよび前記軸受面のうちの一方には溝が形成されており、前記ボールと前記軸受面のうち他方には、溝が切られておらず、前記被膜は、溝を切られた方のコンポーネントに塗布される、請求項9に記載のタイロッドエンド。 請求項11 前記溝は、前記軸受面に形成される、請求項10に記載のタイロッドエンド。 請求項12 前記軸受は、上部軸受部と下部軸受部とを有する割り軸受であり、前記上部および下部軸受部の各々は、前記溝を有し、前記被膜を有する、請求項11に記載のタイロッドエンド。 請求項13 前記ボールは、被覆されていない、請求項11に記載のタイロッドエンド。 請求項14 前記被膜は、ポリマーベースである、請求項9に記載のタイロッドエンド。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US10309449B2|2019-06-04|Ball joint assembly and method of making DE19964620B4|2016-07-21|Verfahren zur Herstellung eines Kegelrollenlagers JP4770193B2|2011-09-14|車両ステアリング用伸縮軸 CN100387474C|2008-05-14|车辆转向用伸缩轴 JP4099996B2|2008-06-11|スラスト滑り軸受 US7234693B2|2007-06-26|Bearing for a motor vehicle DE60004309T2|2004-04-08|Kugelgelenk US7648282B2|2010-01-19|Spherical bearing arrangement US7040812B2|2006-05-09|Bearing assembly and method of manufacturing a bearing assembly JP5755222B2|2015-07-29|弾性的なスペーサを有するジョイント及び/又はベアリング装置 JP6189894B2|2017-08-30|ナックルとブッシングの組立体 KR100642588B1|2006-11-10|차륜 지지용 구름 베어링 유닛 KR101264073B1|2013-05-15|차륜 허브 조인트 유닛 KR100695720B1|2007-03-15|차륜 구동용 베어링 유니트 US20050104302A1|2005-05-19|Sealing device, and rolling bearing and hub unit incorporating the sealing unit US8801294B2|2014-08-12|Bearing device for a wheel US6893010B2|2005-05-17|Sleeve, particularly a rod sleeve US6955475B2|2005-10-18|Bearing apparatus for a driving wheel of vehicle JP4696916B2|2011-06-08|車両ステアリング用伸縮軸 JP2011038561A|2011-02-24|スプライン伸縮軸及びその製造方法並びに車両用操舵装置 JPWO2004062981A1|2006-05-18|車両ステアリング用伸縮軸 CN103388617B|2018-05-18|用于车辆的套式铰接件 US7101285B2|2006-09-05|Cross-shaped joint DE102004040412B4|2006-12-14|Kugelhülsengelenk und Verfahren zu dessen Herstellung CN102666129B|2015-02-11|车轮用轴承装置
同族专利:
公开号 | 公开日 CA2717628C|2016-04-26| EP2250384A4|2012-01-18| WO2009111773A1|2009-09-11| MX2010009769A|2011-02-23| CA2717628A1|2009-09-11| EP2250384B1|2013-03-06| JP6021876B2|2016-11-09| EP2250384A1|2010-11-17| CN102027249A|2011-04-20| US20090226244A1|2009-09-10| KR20100123751A|2010-11-24| JP2015044579A|2015-03-12| CN102027249B|2014-10-15| US8747012B2|2014-06-10|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题 JPS5491665A|1977-12-28|1979-07-20|Oiles Industry Co Ltd|Ball joint and method of producing ball joint| JPH08326739A|1995-06-02|1996-12-10|Otix:Kk|ボールシート| JP2003262213A|2001-12-27|2003-09-19|Koyo Seiko Co Ltd|ボールシート|JP2015529318A|2012-09-25|2015-10-05|フェデラル−モーグル コーポレイション|Ball joint with improved upper bearing and method of construction|US2748081A|1952-06-02|1956-05-29|Shell Dev|Water-resistant non-soap grease containing alkaline agents| US2885248A|1955-06-16|1959-05-05|Charles S White|Molded bearing having low friction mating surfaces| GB875003A|1959-03-02|1961-08-16|Glacier Co Ltd|Ball joints| US3197245A|1961-05-16|1965-07-27|Jack C Beer|Preloaded ball joint| US3314884A|1964-01-02|1967-04-18|Mobil Oil Corp|Fuels and lubricants containing inclusion compounds| US3813178A|1972-08-10|1974-05-28|Trw Inc|Wear indicating joint| JPS542347B2|1975-09-10|1979-02-06||| US4093578A|1976-02-27|1978-06-06|Jury Nikolaevich Vasiliev|Self-lubricating antifriction material| US4076344A|1976-05-07|1978-02-28|Gulf & Western Manufacturing Company|Bearing assembly for a ball and socket joint| US4231673A|1977-12-28|1980-11-04|Oiles Industries Co., Ltd.|Ball joint and a method for manufacturing the ball joint| JPS5519823U|1978-07-24|1980-02-07||| US4488977A|1982-11-15|1984-12-18|Networks Electronic Corp.|High temperature self lubricating bearing| DE3326586C2|1983-07-23|1985-10-10|Trw Ehrenreich Gmbh & Co Kg, 4000 Duesseldorf, De|| US4591276A|1984-01-14|1986-05-27|Skf Gmbh|Radial ball-and-socket bearing| US4987865A|1989-10-11|1991-01-29|Wickes Manufacturing Company|Reduced friction piston| US5011320A|1989-12-20|1991-04-30|Dana Corporation|Bearing for a ball and socket joint| JPH0394418U|1990-01-16|1991-09-26||| US5230815A|1990-03-26|1993-07-27|Rountree Philip L|Process for coating machine parts and coated machine parts produced thereby| JPH0742977B2|1990-10-12|1995-05-15|株式会社ソミック石川|ピンジョイント| JP2562294Y2|1992-01-10|1998-02-10|埼玉機器株式会社|ボールジョイント| CA2128453A1|1993-07-22|1995-01-23|Garth B. Maughan|Ball and socket joint assembly| US5630669A|1994-07-12|1997-05-20|Craft Bearing Company, Inc.|Split bearing, cage for split or non-split bearing and method of cutting a member of a split bearing| US5593232A|1995-11-22|1997-01-14|Dresser-Rand Company|Integral pivot pad bushing seal bearing| US5697723A|1995-12-12|1997-12-16|Trw Inc.|Joint assembly| US5713324A|1996-04-19|1998-02-03|Dana Corporation|Piston ring coating| US5795092A|1996-12-06|1998-08-18|The Pullman Company|Internally sealed pivotal joint assembly| US5772337A|1997-05-01|1998-06-30|Dana Corporation|Polywedge bearing for use with ball and socket| JP3523021B2|1997-06-20|2004-04-26|株式会社吉野工業所|容器| JP4023872B2|1997-06-26|2007-12-19|大豊工業株式会社|斜板式コンプレッサー用斜板| US5904436A|1997-07-02|1999-05-18|Dana Corporation|Dry wedge ball and socket joint| US6164861A|1998-03-13|2000-12-26|Dana Corporation|Bearing set for a ball joint assembly| US6082923A|1998-03-16|2000-07-04|Dana Corporation|Converging sphere joint assembly| US6042293A|1998-03-31|2000-03-28|Dana Corporation|Low torque ball and socket joint assembly| KR20000015827U|1999-01-18|2000-08-16|정몽규|자동차의 변속레버 장착구조| BR0009259A|1999-03-03|2002-02-13|Saint Gobain Performance Plast|Rolamento com mancal auto-lubrificado| JP4375852B2|1999-11-12|2009-12-02|埼玉機器株式会社|軸継手装置| JP4610721B2|2000-11-22|2011-01-12|株式会社ニッセイ|ボールジョイントおよびそのハウジングの製造方法| US6505990B1|2001-06-22|2003-01-14|Dana Corporation|Bearing socket liner for ball joint| JP4097118B2|2001-10-29|2008-06-11|武蔵精密工業株式会社|ボールジョイント| US7344311B2|2004-03-16|2008-03-18|Federal-Mogul World Wide, Inc.|Suspension joint bearing| MX2007012456A|2005-04-08|2007-12-13|Federal Mogul Corp|METAL DIVIDED BEARING COMPRESSION LOAD BEARING GASKET.|CN101790649B|2007-09-21|2013-08-28|迪尔公司|用于作业车辆的球窝接头| US8079607B2|2008-04-08|2011-12-20|Roller Bearing Company Of America, Inc.|Spherical bearing for a steering joint| KR20110063164A|2009-12-04|2011-06-10|기아자동차주식회사|서스펜션 암| JP2014059030A|2012-09-19|2014-04-03|Jtekt Corp|転がり軸受| JP6253337B2|2013-10-17|2017-12-27|株式会社ソミック石川|ボールシートおよびボールジョイント| CN104290811B|2014-09-16|2016-08-24|安徽迪尔荣机械有限公司|一种汽车方向控制多功能拉杆球头| US10330143B2|2015-03-04|2019-06-25|Clayton Kraatz|Serviceable joint with removable race| JP6347522B2|2015-12-24|2018-06-27|ヴィオニア日信ブレーキシステムジャパン株式会社|入力装置|
法律状态:
2012-03-09| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120308 | 2013-07-04| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130704 | 2013-07-10| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 | 2013-10-10| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131009 | 2014-04-02| A131| Notification of reasons for refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140401 | 2014-06-28| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140627 | 2014-07-23| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140722 |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|